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2023年9月 4日 (月)

ドイツの夢

ドイツには10回ほど行っただろうか。カッセル・ドクメンタには2度行ったし、フランクフルト郊外のダームシュタットには具体美術の展覧会のために2度行って1度は1週間過ごした。ベルリンには国際映画祭で寒い頃に3回行ったし、それ以外にも1度夏に友人に会いに行った。ほかはケルン、ミュンヘン、フランス国境の小さな町トリーアに1回ずつ。

だからフランスやイタリアに比べたら断然少なく、あくまで行った都市や地区の点としての印象しかない。私が夢で見る外国はいつもイタリアかフランスで、ドイツは出てこない。ところが先日、ドイツの夢を一晩で2つ続けて見た。

最初は「ドイツの温泉に連れて行きましょう」と言われた。なんでも1週間無料で過ごせるという。どこかわからない空港で降りると、迎えのバスが来ていた。それに乗るともう温泉の中。水着を着たが、男女一緒で妙に興奮した。胸が大きな女性がたくさんいた。

そこのホテルで寝ているところで目が覚めた。考えてみたらドイツにはバーデン・バーデンなど温泉があるが、一度も行ったことはなかった。なぜドイツの温泉なのか、さっぱり見当もつかない。

そしてドイツのことを考えながら寝ていたら、またドイツが続いた。なんでもドイツ大使館が東京にすごい施設を持っているらしい。そこに招待された。広尾のドイツ大使館はパーティなども行ったが、フランス大使館やイタリア大使館に比べたら小さく、地味な印象があった。

ところが行ったのはなぜか早稲田。大隈講堂の小さな道をすり抜けると、そこに豪華なカテドラルのような壮麗な建築があった。ケルンの大聖堂という感じか。さらにその中に入ると、そこに道があって、宮殿のようなものがあった。私は「これはヴェルサイユでしょう」と言ったら嫌な顔をされて、目が覚めた。

なぜ今頃ドイツなのか。どうもドイツには、無意識のうちに申し訳ない思いがあったかもしれない。ドイツ語は大学でフランス語の次の第三外国語として1年間学んだ。2005年からは有楽町朝日ホールで3年間「ドイツ映画祭」をやったが、そのために2004年から半年以上ドイツ語の個人レッスンを受けた。

ところがいまだに身についていない。ドイツ映画を見ると、単語は時々拾えるので、もう1回きちんとやればできるようになるはず。そう思いながらこの3,4年は韓国語や中国語のラジオ講座を聞いている。いつかちゃんとドイツ語をと思っていた。そんな思いが夢に出たのか。

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