年末のゴタゴタ
「師走」の言葉通り、教師の12月は忙しい。まず卒論の仕上げがある。学生が書いた第一稿を読んで、直しを入れてコメントを付す。私の大学は4万字以上(昔の原稿用紙100枚)で、学部としてはかなり多い。これにすべて目を通すのは、それなりに時間を取られる。
ところが決められた日までに草稿を出せない学生がいると、年末に送付してもらって正月に読んで三が日が明けたところで近くのカフェで面談のこともある。それから学期末試験の作成がある。1月になればその採点がある。1月にはほかにも卒論の公開審査があるので、最終的に提出されたものを読んでコメントを用意しておく。
学部だけではなく、大学院の修士論文の指導もある。これも12月に草稿をもらうが、私の大学は大学院には留学生(大半は中国人)が多い。そうなると、基本的な日本語の直しがある。彼らは自動翻訳機にかけて手直しをして持ってくるが、とても読めない。結局、学部の2倍の時間がかかる。
そんなことをしていたら、今年の年末は2つポカをやってしまった。1つは教室にパソコンを置き忘れた。自分の大学(本務校と言う)ならばすぐに助手や庶務課に電話をするが、非常勤で教えている某私大だったので慌てた。地下鉄に2駅乗ったところでリュックが軽いのに気づき、すぐに戻った。
その教室は次の授業がなく、誰もいなかったが電気は明るく照らされていた。教壇に行くと、パソコンがそのままの状態であったので一安心。もしなくしたら、今書いている原稿も授業のパワポも全部なくなってしまう。いつもバックアップを取ろうと思うが、最後にやったのは5年ほど前。この年末は重要なものはUSBに写しを入れておこうと思う。
今やスマホやパソコンがなくなれば、大惨事だということに改めて気がつく。なくした瞬間から何もできなくなってしまうのだから。スマホと言えば、最近買い替えた。前のアイフォンは6年ほど使って既に機材代はかからないから安くてよかった。あと3年ほど定年まで使おうと思っていたら、最近カバーなどがどんどん壊れて何もなくなった。
そしてちょっと落としたら、画面に赤い縦線が入った。考えてみたら、最近調子が悪くて週に2度ほど再起動している。そこで買い替えを決心してショップに予約。最新モデルを買ったが、だいぶ重くなった。しかしバッテリーがよく持つので、充電は2、3日に1度でよくなった。データ移行も実にスムーズ。
もう1つは年賀状の間違い。ネットの印刷に頼んだが、デザイナーに作ってもらっていたデータを間違えて2年前のものをアップロード。1週間後に2年前の年賀状が届いて唖然とした。刷り直して、出すのは年末になる。正月に届かない方は、そういうバカな事情のご理解を。
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