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2024年7月 5日 (金)

ブログはいつまで続くのか

2009年春、大学に転職してから始めたこのブログはその夏頃から毎日書くようになった。それなりに反響があって、いまはなき「朝日新聞デジタル論座」からも声がかかって定期的に書いたし、書いた映画の感想から、パンフ原稿執筆を頼まれたことも何度もあった。

今もそうだが、このブログは書くのに30分から45分くらいかけている。毎日書くにはそれなりに負担だったが、かつてはそれが元気の素というか、剣道の素振り百回のようなもので(私は昔、剣道を習っていた)、ある種の毎朝の文章の体操だった。

ところが昨年の9月後半に「もう無理」となった。表向きの理由はまた本を書き始めたからだが、今から考えてみると14年半、毎日自分の皮を一枚ずつ剥いでさらしていくような感じが辛かったのだと思う。

もちろん毎日私に起こる出来事や思ったことをすべて書いているわけではない。特に大学関係は気を使って書いたし、それ以外でも人間関係に響くようなことは避けた。それでも見た映画や読んだ本や行った展覧会について素直に論じ、時おり世の中についての自分の考えを書いた。

ところが時々「書くことがない」。だから教授会とか入試の監視とか内職をしにくい場では、ずっとブログの内容を考えていた。いつも手帳を持参して思いついては書く。これが意外に有効で、ドンドン出てきた。しかしやはりそれでも書くことがない時は、本を読んだり展覧会に行ったり。ブログのために行動するという、まさに本末転倒の事態が起きていた。

さて一日おきに書くようになってどうかと言えば、「ラクになった」が正直なところ。朝起きて、「ああ、今日はブログがない」と思うだけで嬉しくなったから不思議なものだ。もともと誰からも頼まれていないし、一円ももらっていないのに。

最初は不定期にしたが、友人から「いつ読めばいいかわからない」と言われて、しばらくして一日おきにした。するとその定期性がある種気持ちよかったが、最近はまた苦痛になり出した。今朝がそうで「書くことがない」。そこでそれをテーマにして今日は書くことにした。

そこで、これからは本当に不定期にしたい。最近は本当に映画や展覧会を見に行く回数が減ったので、書くことがない。

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