還暦を過ぎて髪は増えるか:その(2)
9月22日に書いたように、増毛のクリニックに行って薬をもらってきたが、それから2ヵ月半が過ぎた。今日はとりあえずの「途中経過」を書こうと思う。最初、先方から提案された一番確実なプランというのは、年間140万円ほどだった。
それはいくら何でも高すぎると思って、できるだけ軽いタイプをと言うと年間40万円強のセットを提案された。途中で解約すればいつでも返金に応じることが明記されていたので、それをカードで支払った。
もちろん保険は効かない。飲み薬3種とシャンプー2種と育毛トニック1種。これに頭への注射1回、血液検査2回と医者との面談1回が付いていた。すべてを言われた通りにして2週間ほどたってから、どうも目の上が腫れているのに気がついた。それから階段を登るとしばしば目まいがした。
クリニックに電話をしてみたら、まさにAという薬の副作用にこの2つの症状がある場合があるとのことで、2錠を1錠にした。目まいはなくなったが、目の腫れは続いた。1カ月たってクリニックに行く日になり、結局Aは残りを1錠づつ飲んだ後は解約することにした。
するとだんだん腫れが引いていった。Aは増毛、Bは脱毛防止、Cは増毛によいビタミン剤だったが、BとCを毎朝飲むのはどうも落ち着かなかった。そこで2か月後の面談でBもCも解約した。結局、シャンプーとトニックだけを続けることにして、後は半分以上返金してもらった。
さてそれから半月たって最近気がついたのは、明らかに髪が増えていることだ。朝、鏡の前にたつとそれは明白だった。友人に聞いてみてもどうも間違いなさそうだ。さてこれはA、B、Cの薬の効果なのかどうかはわからない。もし年末になっても変わらなければ、シャンプーとトニックで十分ということになる。
やはりよくわからない飲み薬を続けるのは気持ちが悪い。1年も続けたら体質が変わるのではないかと思った。もう1つ考えたことはシャンプーの効用だ。実はこの10年くらい、シャンプーを使わずに湯だけで髪を洗っていた。それをクリニックに言ったら「それは絶対に髪によくないです」と言われた。
実際は、毎日シャンプーを使うようになって、髪がもとに戻ったのかもしれない。いずれにしても、髪が少し増えたのは単純に嬉しい。
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