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2025年10月24日 (金)

鹿児島のこと

ここに書いたように、先日、鹿児島へ行った。福岡生まれなので鹿児島は何となく馴染み深いが、ほとんど行っていない。考えてみたら、中学3年生の時、つまり50年くらい前のことだった。1度はたぶん修学旅行で鹿児島、宮崎、大分に行ったはず。

ちなみに小学6年生の修学旅行は長崎1泊で、原爆関連の施設を訪れて雲仙温泉に泊まった。中学の修学旅行は2泊でたぶん宮崎と大分に泊まったのではないか。鹿児島に行った記憶があるのは、磯公園で桜島を背景にした記念写真があるから。往々にして残った写真が記憶を作る。

もう1回は3年生の終わり頃に鹿児島ラ・サール高校を受験したから。これは寒い日(たぶん1月末)に西鹿児島駅に降り立ち、城山観光ホテルに泊まったと思う。結果が落ちたこともあって、あまりいい印象はない。

鹿児島の友人からどこに行きたいかと聞かれて「桜島と霧島アートの森」と答えた。なぜか福岡生まれの私にとっては、鹿児島=桜島の印象があった。加えて記念写真もある(どこかに)。ところが今回行って驚いたのは、私は桜島自体には行ったことがなかったこと。

何となく行った気になっていたが、大きなフェリーに乗って噴火する桜島が近づいてきた時、初めて行くことに気がついた。この迫力は感じたことがなかった。島では足湯のできるスポットに行ったり、噴火がよく見える展望台に行ったり。

東京では秋が始まっていたが、鹿児島は夏の終わり。最高気温は30度くらいで、Tシャツで十分。全体に桜島の熱気がぼわんとあったこともあって、気持ちのいい夕方を過ごした。また鹿児島の友人に勧められて買った1日市バス、市電、フェリー乗車券が便利だった。フェリーの船着き場まで、フェリー往復、島内のバス乗り降りとすべて含んで1300円。

霧島アートの森は、20年ほど前に美術関係の知り合いがそこで草間彌生さんの展覧会をやって、写真を見せてくれたから。友人の車の運転でまずは霧島神宮に行ってお参りし、それから何とかという滝を見て、霧島アートの森へ。ここは県立の美術館で野外の恒久展示の方が面積はずっと広い。

ジョナサン・ボロフスキーやダニ・カラヴァン、ダン・グレアム、草間彌生、若林奮、椿昇など半分は私でも知っている作家が、この場所に合った作品を展示していて見ごたえがある。全部で20を超す作品があり、30分くらい歩いたがたぶん全部は見ていない。それに比べると室内のギャラリーは狭い。美術館の25周年記念の所蔵作品展だったが、すべて現代美術で趣味がいい。

その後は田園に立つ一軒家でイタリア料理。これが田舎とは思えないほどどれもうまい。友人が細かく計画してくれたこともあって、実に快適な2日間を鹿児島で過ごした。

 

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