『観る技術、読む技術、書く技術。』に驚く
北村匡平さんから新著『観る技術、読む技術、書く技術。』を送っていただき、すぐに読んだ。大きな活字で手触りのよい装丁だったこともあるが、中身に関心があったから。私は長年映画を見て、本を読む生活を続けてきたが、「書く」ことには自信がなかった。
北村匡平さんから新著『観る技術、読む技術、書く技術。』を送っていただき、すぐに読んだ。大きな活字で手触りのよい装丁だったこともあるが、中身に関心があったから。私は長年映画を見て、本を読む生活を続けてきたが、「書く」ことには自信がなかった。
1月17日公開のフィリピン映画『アバウトアス・バット・ノット・アバウトアス』をオンラインの試写で見た。監督・脚本のジョン・ラブレス・ラナは、東京国際映画祭で見た『ある理髪師の物語』(2014)や『ダイ・ビューティフル』(2016)の抜群の語りの面白さが記憶に残っていた。
今年の3月の春休みにふとしたことから始めた万歩計を、今も続けている。健保組合のアプリを入れたのが昨年の今頃で、3カ月たってそこに万歩計があることに気づき、意識して見ることになった。
ジェームズ・キャメロン監督の『アバター:ファイア・アンド・アッシュ』を劇場で見た。一言で言えば、3時間17分を堪能した、というか高齢でトイレが心配だったが、興奮の映像の連続で全く退屈せず心配は杞憂に終わった。
フランス語通訳の福崎裕子さんが亡くなった。実は、今年1月に亡くなられたと彼女と同じマンションに住むMさんから聞いたのは8月だった。すぐに福崎さんと一番親しいと思った新宿のバーの店主Tさんに連絡したら、彼女は春先に妹さんから知らされたという。
宮下規久朗さんの新刊『戦争の美術史』を読んだ。岩波新書で270頁くらいだが、ずっしりと読みごたえがあった。宮下さんは30年ほど前、彼が美術館学芸員だった頃にお会いしている。その後神戸大学で教え始めてからは多くの本を書いているが、いくつかを読んでいつも魅了されてきた。
先日、広島に行った。考えてみたら、今年は例年になく旅行をした年だった。それも旧友を訪ねた旅が多かった。まず、5月末に鳥取へ行った。これは前に書いた気がするが、学会の神戸大会に行くのにわざわざ遠回りした。
2年前に『永遠の映画大国 イタリア名画120年史』を書いた時はどんな批判が来るか怖かったが、実際にはほぼなかった。考えてみたら日本でイタリア映画に本当に詳しい人は多くない。私の知りあいだと、間違いを指摘しそうなのは5、6人くらいか。
この映画祭で嬉しいのは、かつて映画祭に参加した卒業生がやってくることだ。最近は初日の土曜日夕方に映画上映後に私のトークをするようにしている。そうするとチラシやネットで私の名前を見つけた教え子たちが、その時間に合わせて集まる。
城山三郎の『落日燃ゆ』を読んだせいか、妙に「死に方」が気になってきた。遺書を残さずに、静かに死んでいった広田弘毅の心情をずっと考えていた。そのせいもあって、本屋で見つけた梯久美子の『昭和の遺書』を読んでみた。
大学のゼミとして始めた学生企画の映画祭を明日まで開催中だ。今年で15年目になるのだから自分でも驚く。最初は本当に思いつきだった。2011年初夏、山下敦弘監督の『マイ・バック・ページ』が公開され、それを見た3年生数名が学生運動に関心を持った。
堀越謙三さんの「お別れの会」に出た。18時からだったが、授業の後に渋谷駅から10分以上歩く会場に19時15分頃に着いた。すると、ものすごい数の人がいた。まるでコンサート会場のようだった。後で聞いたら、370人ほどとのこと。
山田洋次監督の『TOKYOタクシー』を劇場で見た。94歳の山田洋次監督がフランス映画『パリタクシー』の翻案で、老女を演じる倍賞千恵子とタクシー運転手役の木村拓哉で撮ったという。この安定感はどこか作りものな感じもするけれど、それがちょっと当たった感じがした。
東京フィルメックスでもう1本見た。インドネシアのモーリー・スリヤ監督の『市街戦』。この女性監督は『マルリナの明日』(2017)が抜群におもしろかった。田舎に住む女性が自分を狙う男たちを次々に殺してゆくという話で、後半は西部劇のような復讐になった。
学生と酒を飲み、酔っていい気分で帰る途中で地下鉄の線路に手帳を落とした。市ヶ谷駅で乗り換えで降りる時に手帳を見てていたら、列車とホームの狭い隙間にスッと落ちた。その瞬間は「財布でもスマホでもないから仕方がないか」と思って、乗り換えのために別の路線へ向かった。
マルセル・アヌーンMarcel Hanounというフランスの監督の名前は聞いたことがあった。ヌーヴェル・ヴァーグの同世代だがずっと難解だという噂で、私は見たことがなかった。東京日仏学院の「フランス実験映画祭2025」で上映されるというので行ってみた。
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