自民大勝の朝
これほどとは思わなかった。選挙中の世論調査で自民が勝つとはわかっていたが、単独で安定多数の2/3を占めるとは想像もしなかった。立憲民主党と公明党が一緒になった中道改革連合は選挙区だけではわずか7議席というから、完敗以上だろう。
今朝の新聞を読むと、自民党は結党以来最多の議席数で単独政党が2/3を越したのは戦後初めてという。どう見ても、高市首相はそれほどの人物には見えない。小泉や安倍の人気に近いけれど、この2人に比べてさえも発言や行動に底が浅い感じがする。
これで積極財政、軍備強化、愛国教育、外国人排斥はどんどん進み、夫婦別姓や女系天皇、ましてや同性の結婚などは遥かかなたに遠ざかるに違いない。日本の財政はさらに悪化して将来に大きな借金を残し、大企業優先の経済政策で格差はさらに広がるだろう。
もっと怖いのはアメリカの言うままに軍備費を増やして中国の反発を招き、中国が台湾を併合する流れの中で軍事衝突が起きるかもしれないこと。アメリカはトランプでなくなっても結局はロシア、中国と組んで大国中心主義を推進するだろうから、中国が台湾を香港のように強引に統合しても、最後には見て見ぬふりだろう。
日本だけが中国はけしからん、中国人は横暴だと叫んでいたら、摩擦は増すばかりでしまいには戦争になる。さすがにそれは困ると日本流の譲歩をしているうちに、いつの間にか中国の一部になってしまうのではないか。
そんなことがこれから10年のうちに起こるとしたら、私の老後はどうなるのだろうか。さすがに還暦を過ぎているから徴兵はないだろうが、年金が大幅に減ることくらい、覚悟した方がいいかも。
今回、83歳の小沢一郎も落選した。彼が自民を離れて新進党や自由党を経て民主党に合流し、小選挙区制で二大政党時代を目指して一時は政権も取ったけれど、その時代は終わった。144人から21人になった旧立憲民主党は旧公明や国民や維新より少なくなり、しばらくは彷徨うのではないか。誰か、かつての小沢氏のように乱立する小党を束ねる存在が出ないことには、自民一強が続く。
自民の圧勝はSNS時代の産物だ。1989年、冷戦がなくなって平成と共に始まったインターネットやデジタルの革命の結果がこれだ。もう1つは小選挙区制の罪もあるが。これはどうしようもない。私は何とか自分なりの生活を守るしかない。自由に発言し、書き続けながら。
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