『廃用身』の恐ろしさ
昨夏、久しぶりに出た小学校の同窓会で同級生O君と話したら、かなりの映画好きになっていた。その時に勧められた映画『ウォーフェア 戦地最前線』がよかったので、また彼のおススメの『廃用身』を見に行った。吉田光希監督の名前は聞いたことがあるが、1本も見ていない。
昨夏、久しぶりに出た小学校の同窓会で同級生O君と話したら、かなりの映画好きになっていた。その時に勧められた映画『ウォーフェア 戦地最前線』がよかったので、また彼のおススメの『廃用身』を見に行った。吉田光希監督の名前は聞いたことがあるが、1本も見ていない。
ケン・ローチ監督の『オールド・オーク』を劇場で見た。3年前のカンヌのコンペに出た作品だが、買った配給会社の経営が難しくなって別の会社が配給したと聞いた。いずれにせよ、今年90歳の監督のおそらく最後の作品だろう。
四方田犬彦さんの新著『映画誌への招待』を読んだ。これは1998年に出した『映画史への招待』に書き足したもので、ほかの本の一部や学会発表が加わり、Ⅲ2「「映画史から「映画誌へ」が」が書き下ろし。
カンヌで女優賞を受賞したので濱口竜介監督『急に具合が悪くなる』について書きたい。6月19日公開だが、カンヌ前に試写で見ていた。今回は少し前に戻った気がした。『ハッピーアワー』とか『寝ても覚めても』のような、見ていると不思議なことに画面に吸い込まれてゆく感じがあった。ある種のマジックと言ったらいいのか。
少し前のことになるが、国立映画アーカイブの「発掘された映画たち」で吉村公三郎監督の『暖流』最長版を見た。これは1939年の初公開時は前後扁2部作・177分だったが、戦後に再編集された124分の短縮版が流通しており、私もそれを見ている。どこかにDVDも持っている。
梶原阿貴著『爆弾犯の娘』をようやく読んだ。私はもともと学生運動の話が好きで、1968年の日大や東大の闘争のみならず、あさま山荘事件もよど号事件も三菱重工爆破事件も気になる。三菱事件は韓国の女性監督が撮った『狼をさがして』というドキュメンタリーを見たし、桐島聡が名乗り出た直後に死んだ時は妙に興奮した。
先日書いたイタリア映画『地底への旅』(2021)の監督、ミケランジェロ・フラマルティーノは、長編はたったの3本しか作っていない。数年前に見た『四つのいのち』(2010)の前の長編デビュー作が『おくりもの』(2003)である。
画家や彫刻家ではなく、小説家や学者を扱った小さな展覧会を立て続けに2つ見た。一つは学習院ミュージアムで今日16日(土)まで開かれている「RE:辻邦生―いま、ふたたび作家に出会う」で、もう一つは早稲田大学中央図書館で明日17日(日)までの「飯島正、ある活動狂の面影」。
先日書いた2本以外に見たのはベテランの3本で、リッカルド・ミラーニ『人生はそういうもの』、フェルザン・オズペテク『ダイヤモンド 私たちの衣装工房』、ジャンフランコ・ロージ『ポンペイ、雲の下に生きる』。
例によって自宅近くの書店「かもめブックス」で買ったのが、文庫の穂村弘編『近現代短歌』。この編者はエッセーで名前は知っていたが、「歌人」らしい。いずれにせよ、私と同世代の歌人が選ぶ明治以降の短歌というので買ってみた。
少し前になるが、東京日仏学院でオリヴィエ・アサイヤスの『感傷的な運命』(2000)を見た。かつてたぶん同じ場所で見た時は本当に傑作だと思ったけれど、日本では劇場公開されずフランスでもさほど評価されていなかったと思う。
ギィ・ジル監督の『オー・パン・クペ』(1967)の印象が鮮烈だったので、最初の長編『海辺の恋』(1963)を見ることにした。初期ヌーヴェル・ヴァーグの代表的男優、ジャン=ピエール・レオ―とジャン=クロード・ブリアリが出ていると聞いたので。
サントリー美術館で6月21日まで開催中の「河鍋暁斎の世界 ゴールドマン コレクション」を見た。この画家は私が新聞社勤務時代に同僚が展覧会をやっていたし、これまで何度か展覧会も見たのでよく知っていると思っていたが、今回久しぶりに見ると抜群におもしろかった。
ヴェネツィア国際映画祭にはもう行かなくなったし、東京国際映画祭さえも見る本数は減った。この歳になると、「映画祭」で大量に新作映画を見てもしょうがないという思いは強くなる。それでも「イタリア映画祭」は自分が始めたせいか、やはり気になる。
藤元明緒監督の『LOST LAND/ロストランド』を初日の劇場で見た。配給会社の方に会うので普通は初日には行かないが、出演しているロヒンギャの子供たちがオンラインでトークに参加すると聞いて、興味がわいた。
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