突然耳が悪くなる
60歳を過ぎてから、「病気の疑い」が増えた。一昨年は健康診断で緑内障の可能性を指摘されて、眼科で精密検査を受けたが問題なかった。昨年は「胃粘膜下腫瘍の疑い」と言われて胃カメラで精密検査をしたが、これも問題なかった。
今年は2月に右耳の聞こえが悪くなった。ラジオの中国語講座を受けているが、イヤホンから右耳だけで聞いていたら音が聞こえにくくなった。試しに左耳で聞いたらずいぶんよく聞こえた。「突発性難聴」かと思って、慌てて耳鼻科にいった。
そこでは女医さんがずいぶん丁寧に見てくれたが、結論は「長年の垢がたまったから」だった。時間をかけて洗浄して終わりだった。それから4ヵ月たって、またイヤホンの右耳の聞こえが悪い。同じ医者に行くと「これはシンキンかもしれない」と言われた。
「それは何ですか」と聞くと「カビですね。真の菌です。検査に出しましょう」。それから1週間後、「検査の結果、これは外耳性真菌炎ですね。しばらく週に2、3回通ってください。それから耳に塗る薬を出すので1日2、3回つけてください」
それから2週間、5回くらい行ったが「あまり変わりませんねえ。薬を変えてみましょう」。そして1週間「ようやくきれいになってきました。この薬を続けましょう」ということで、今も通院を続けている。
もちろんアポを取って行くのだが、日によっては30分以上待つ。おもしろいのは私より年上はほぼいないこと。多いのは母親連れで来る子供で、これはうるさいがしかたがない。それから孤独な感じの会社員やOLだ。
女医さんは平日の昼間に半ズボンにサンダルで来る私に興味を持ったのか「お仕事は大丈夫なのですか?」。私は「もう定年間際で毎日は行かないでいいのです」と嘘を言った。そもそも数年前から週に3回しか大学に行っていないのだが。彼女は電子カルテの年齢を見て「ああ、そういうお年なんですね。お若いですねえ」「ハハハ」
そんな感じで言われるがままに週に2、3回通っている。時間の無駄は甚だしいけれど、こんなふうにして医者の言われるがままに右往左往するのが、定年後の生活なのだろう。
| 固定リンク
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- なぜかイタリア映画の専門家に(2026.08.07)
- 高い、暑い(2026.07.28)
- 酒を飲む量が減ったが(2026.07.19)
- 突然耳が悪くなる(2026.07.17)
- 日本年金機構に行く(2026.07.05)


コメント