『東京いい店 はやる店』を読みながら
新書の柏原光太郎著『東京いい店 はやる店 バブル前夜からコロナ後まで』を読んだ。書店で見つけて著者が私と同世代で出版社勤務なので、似たような体験をしているだろうと思ったから。私は20年以上会社員をやったが、一応「グルメ」ということになっていた。
新書の柏原光太郎著『東京いい店 はやる店 バブル前夜からコロナ後まで』を読んだ。書店で見つけて著者が私と同世代で出版社勤務なので、似たような体験をしているだろうと思ったから。私は20年以上会社員をやったが、一応「グルメ」ということになっていた。
マリーズ・コンデの『料理と人生』は、彼女の半生を語りながら世界各地で食べたものや作った料理について語った本である。彼女くらい有名になると、講演やシンポジウム参加などの依頼が世界中から来るようだ、
たぶんフェイスブックで見たと思うが、「日本料理がイタリア料理、地中海料理に次いで世界の大都市で人気」というニュースがあった。アメリカのEat This, Not That!(「これを食え、あれはダメ!」)というサイトからと書かれていたので、気になって原文を見た。読んでみると、「トリップアドバイザー」で世界の50大都市でどの料理のレストランに行ったかの統計データらしい。
私がワインの次に飲むのは、日本酒と焼酎だろう。だいたい外では日本酒を飲み、家では焼酎を飲むことが多い。日本酒は飲み屋によって置いているものが全く違う。店主が自分で選んでいるから、日頃酒屋では売っていないようなものが多い。
ワインをよく飲む日本人はそう多くはない。だからいつもワインを飲んでいて昔は高級フランス料理店にもあちこちに(フランスにも)行った私は、「ワインに詳しい」ということになる。実を言うとそんなに詳しいわけではないが、ずっと飲んでいるのである程度味はわかると思う。
ここには酒で失敗した話は、年に1度くらい書いている気がする。特に会社員時代を振り返ると、いくらでも出てくる。大学に移ってそれは少なくなったので、今日は酒そのものについて書きたい。まずは一番飲んでいるワインの話から。
最近、気がついたら昼食で週に何度も冷やし担々麺や汁なし担々麺を食べていた。特に冷やし担々麵は、最近はラーメン屋にも本格中華にもあってとにかく暑いので、よく食べる。それぞれ店によって味付けや具が全く違う。だから違う店で食べると2日連続でも気づかない。
コロナ禍でテイクアウトを始めた居酒屋やレストランが多い。弁当やテイクアウトだけにした店もある。神楽坂の自宅付近では、ちゃんこ居酒屋の「水町」が昼の弁当だけになった。これがちゃんこ付き650円で実にうまい。
私は昔からラーメン屋は好きではない。小さい頃は近所のラーメン屋さんの脂ぎったスープの匂いが嫌だったし、働き始めてからはラーメンを食べるとむかむかして仕事が捗らないのに気がついた。
「フレンチ前菜食堂」と銘打った矢来町の「ボン・グゥ神楽坂」が8年前にできた時は衝撃だった。美容室の2階で簡素な内装だが、とにかく前菜の種類が豊富。値段は居酒屋並みに安くて一品数百円からあるし、ワインも安くていいセレクション。たちまちにファンになった。
最近のコメント