国際女性デーに考える
昨日、朝起きて「朝日」を読んでいたら、1面トップが「単身の高齢女性 4割貧困」で、その下には「20代から男女賃金差」。天声人語には世界初の女性監督、アリス・ギイ。そしてその下の書籍広告は『ジェンダー事典』などすべて女性関連。
昨日、朝起きて「朝日」を読んでいたら、1面トップが「単身の高齢女性 4割貧困」で、その下には「20代から男女賃金差」。天声人語には世界初の女性監督、アリス・ギイ。そしてその下の書籍広告は『ジェンダー事典』などすべて女性関連。
私は毎週金曜日は新聞各紙の夕刊を買う。「朝日」は購読しているので(昔は元社員は無料だったが10年ほど前から有料!)、「読売」「毎日」「日経」を買う。もちろん映画評を見るためだが、当然ほかの記事も読む。
先週8月31日金曜日に池袋西武が全館ストをした。私は従業員たちが集会をしているニュースをテレビで見ながら、妙に興奮していた。「池袋西武を守ろう」と思った。なぜそんな気持ちになったのだろう。
9日(金)の参議院で改正入管法が成立した。同じ日に、外国人労働者の「特定技能2号」分野を建設、造船の2分野から11分野に拡大することが閣議決定された。実はこの2つは裏表でつながっていることは、「朝日」でもあまり触れられていなかった。
カンヌ国際映画祭で最高賞のパルムドールを受賞したジュスティーヌ・トリエ監督が、授賞式のスピーチでマクロン大統領を批判した。例の年金受給年齢引き上げに際しての強硬採択に怒り、最近は文化の商業化が進んで多様な映画が危機にあることを訴えた。これに対して文化大臣はツイッターで「不公正なスピーチに驚いた」と反論した。
電通出身で東京五輪の高橋元理事が収賄で逮捕されたのは昨秋だったが、今度は発注の談合で電通、博報堂、東急エージェンシーなどが起訴された。何となく同じことのように見えるが、これはだいぶ違う。賄賂は公式スポンサーになるために、企業が元理事にこっそりお金を渡したもの。
私の最大の楽しみは、朝起きて珈琲を飲みながら新聞を読むこと。これが最近は一面にロシアのプーチン大統領の戦争体制の強化と中国の習政権の絶対化に、アメリカのトランプの復活気配、イタリアの極右政権の誕生、日本の閣僚の旧統一教会との関係露呈、円高、北朝鮮のミサイルなどが交代で来る。
このブログをお読みの方はおわかりの通り、私は「朝日」を定期購読している。16年余り給料をもらった会社だし、当然知り合いの記者もいるのでやめてからも取り続けている。今朝、「おっ」と思ったことが2つあった。
ロシアのプーチン大統領がこの21日に「予備役兵の一部動員」を発表してから、国外脱出をはかる者が止まらないという。ビザなしで行けるトルコやアルメニア行きの航空券は売り切れ、陸路で行けるアルメニアやカザフスタンなどの国境には何キロもの列ができている。
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