文化・芸術

2017年9月17日 (日)

カッセルをさまよう

ベネチアの映画祭の後にパリに数日滞在している間に、ドイツのカッセル・ドクメンタにも足を伸ばした。カッセル・ドクメンタとは、5年に1度開かれる大規模な現代美術展だが、ベネチア・ビエンナーレのように国別のパビリオンも賞制度もなく純粋なテーマ重視のため、少なくともかつてはベネチアよりも重要視されていたと思う。

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2017年9月15日 (金)

セザンヌの肖像画の衝撃

パリで一番おもしろかったのは、オルセー美術館で開催中の「セザンヌ:肖像画」展。セザンヌといえば、もちろんリンゴなどの静物画や山などを描く風景画で知られる。実際に肖像画は200点もないという。

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2017年9月10日 (日)

映画以外の2017年ベネチアの話:その(2)

ベネチアの結果は出たが、ここではあえて違う話を書く。私は外国にいても早寝早起きだ。ベネチアでも5時頃起きる。ある朝起きて窓を開けて空気を吸っていたら、大きな蜂が舞い込んできて、部屋の中をぶんぶん回りだした。新聞紙を丸めて殺そうかと思ったが、かえって刺されと思うと怖い。

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2017年9月 6日 (水)

ベネチア・ビエンナーレに安心

この10年ほど前から、現代美術がわからなくなった。コンセプトを造形的な力で見せるタイプはだんだん減って、参加型とか思いつきネタ型とか映像ごまかし型が多くなって、深く考えさせるものがなくなった。2年ごとに開催されるベネチア・ビエンナーレもその傾向が強いので、今回も心配だったが行ってみた。

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2017年8月20日 (日)

「遠藤利克展」を見に北浦和へ

ミシュランガイドに「遠回りしてでも訪れる価値がある」という表現があるが、自宅から1時間近くかかる埼玉県立近代美術館に「遠藤利克展」を見に行った。この作家はたぶん1990年のベネチア・ビエンナーレで見たのが、私は最初だと思う。

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2017年8月18日 (金)

写真美術館を巡る

最近、恵比寿の東京都写真美術館で始まった展覧会を3つまとめて見た。10月15日まで開催の「エクスパンデット・シネマ再考」展、9月24日まで開催の「荒木経惟 センチメンタルな旅 1971-2017」展、9月18日まで開催の「コミュニケーションと孤独」展。

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2017年8月16日 (水)

「刀葉林」に慄く

出光美術館で9月3日まで開催の「祈りのかたち」展を見た。副題が「仏教美術入門」と書かれていたので、私にはちょうどいいかと思った。行ってみるとすべてが出光美術館の所蔵品で、中国から6世紀に伝わった仏教の流れがわかる構成になっていた。

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2017年7月31日 (月)

近所の展覧会2つ

私には、「近所」の美術館が2つある。1つは自宅に近い東京国立近代美術館で、もう1つは勤務する大学近くの練馬区立美術館で、どちらも15分ほどで行ける。それぞれで開催中の「日本の家」展と「藤島武二」展を見た。

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2017年7月15日 (土)

「サンシャワー」展に考える

国立新美術館と森美術館で同時開催の「サンシャワー 東南アジアの現代美術展」を見た。見たけれども、この展覧会についてどこから書いていいのかわからない。まず、会場に作品リストがなかった。

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2017年7月 2日 (日)

アルチンボルドは単なる「だまし絵」の画家ではなかった

アルチンボルドという奇想の画家の作品は、これまでパリのルーヴル美術館やウィーンの美術史博物館で数点を見たのみだったので、いつかまとめて見たいと思っていた。それが何と、上野の国立西洋美術館で個展が始まったので、見に行った。

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