文化・芸術

2019年6月15日 (土)

「松方コレクション展」の静かな感動

「松方コレクション」といえば、上野の国立西洋美術館が所蔵する西洋美術の中核をなす所蔵品である。その西美で企画展として「松方コレクション展」を開くとはどういうことかと普通は思うだろう。いつも常設展で見られるのに、と。

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2019年6月 9日 (日)

参加型の展覧会は苦手

「チームラボ」に今一つ没入できなかったのは、たぶん私が「参加型」が苦手だからだと思う。私にとって美術はあくまで離れてみるのであって、触ったり靴を脱いだり、見る者の行動を必要とするのは好きではない。

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2019年6月 5日 (水)

チームラボを見る

最近、「チームラボ」という名前をよく聞く。最近はその代表の人物が「アエラ」の表紙にもなっていたが、要は光と音と映像を使ったインスタレーションを作る集団だ。1年ほど前に豊洲とお台場で常設の会場ができたし、去年のフランスの日本年ではパリでも展示をしていた。

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2019年5月25日 (土)

『ラファエル前派の軌跡』展で学ぶ

6月9日まで三菱一号館美術館で開催の「ラファエル前派の軌跡」展を見た。この美術館ではラファエル前派の代表的画家である「バーン=ジョーンズ展」も見たし、その後の耽美な展開をたどった「ザ・ビューティフル」展も見たので、最初は見るのをどうしようかと考えていた。

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2019年5月23日 (木)

展覧会をめぐる本:その(3)

展覧会について長い文章を書くための読書として、いわゆる「ランカイヤ」=「展覧会屋」の書いた回想録もいくつか読んだ。新聞社や企画会社や百貨店で長年展覧会に従事した人々のうち何人かは、その体験を本にしている。最初に読んだのは西澤寛著『展覧会プロデューサーのお仕事』。

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2019年5月19日 (日)

都写美から文化村へ

長年美術の仕事をしていたので、映画を見ると近くにある美術館に寄ることが多い。ガレルを見に恵比寿に行って東京都写真美術館で宮本隆司展などを見て、映画美学校で試写を見てから文化村のザ・ミュージアムで「印象派への旅」展を見た。

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2019年5月17日 (金)

展覧会をめぐる本:その(2)

高橋明也氏の『美術館の舞台裏』を読んでいて、「あっ!」と思ったことがある。「カタログ・レゾネ(作家の全作品総目録)についてですが、日本の作家に限ってはめったに作成されることはありません。雪舟や伊藤若冲にもカタログ・レゾネは存在しない」。専門家には自明のことかもしれないが、一度も考えたことがなかった。

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2019年5月12日 (日)

展覧会をめぐる本:その(1)高橋明也著『美術館の舞台裏』

最近、展覧会をめぐる長い文章を書くことになり、関連の本を読んでいる。美術館や博物館の歴史から、いわゆる博物館学の本、そして新聞社事業部員や百貨店催事担当者の回想記までいろいろだが、なかなか私にとってのツボに触れる本がない。そんな中で「自分の考えに近い」と思ったのが高橋明也著『美術館の舞台裏―魅せる展覧会を作るには』。

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2019年5月 6日 (月)

紙ものの展覧会:トムとジェリーからウィーン分離派へ

フェイスブックで岡田秀則さんが触れていたので、銀座松屋に「トムとジェリー展」を見に行った。アニメの「トムとジェリー」は小さい頃にテレビでよく見た。展覧会場に入ると主題歌が聞こえてきて、一挙に少年時代へ逆戻りした気分に。

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2019年5月 1日 (水)

「クリムト展」を見る

先日、六本木の国立新美術館で「ウィーン・モダン クリムト、シーレへの道」展を見たので、今度は上野の東京都美術館で「クリムト ウィーンと日本1900」展を見た。結論から言うと、両方見るとクリムトがよくわかる、と思った。

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