書籍・雑誌

2020年10月12日 (月)

『朝日新聞の慰安婦報道と裁判』を読む

北野隆一著『朝日新聞の慰安婦報道と裁判』をようやく読んだ。版元は朝日新聞出版だし、書いているのは朝日新聞編集委員で、中身は朝日新聞のこと。いわば「朝日」の公式本のような体裁に見えて普通は読む気がしないが、自分の中でどこか読みたい気分があった。

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2020年10月 8日 (木)

『国家の怠慢』を読む

高橋洋一氏と原英史氏の対談を新書にした『国家の怠慢』を読んだ。私の『美術展の不都合な真実』と同じ新潮新書で3カ月後に出たが、これはすぐに3刷となった。どんな本かとアマゾンで高橋氏の序文を読んだら抜群におもしろかった。

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2020年10月 2日 (金)

『武漢日記』を読む

中国の女性作家、方方(ファン・ファン)の『武漢日記』を読んだ。副題に「封鎖下60日間の魂の記録」とある通り、今年の1月23日に封鎖された武漢が解放されるまでの60日間の自宅蟄居生活の日々を綴ったものである。

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2020年9月24日 (木)

多和田葉子にまた痺れる:『地球に散りばめられて』

多和田葉子の小説は去年読んだ『献灯使』(2014年)が痺れるほどすばらしかったので、次に何を読もうかと考えていた。どこかで彼女自身が2018年の『地球に散りばめられて』のことをエッセーに書いていて、おもしろそうだったので買った。

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2020年9月20日 (日)

『わが敵「習近平」』についてもう一度

「芥川賞作家」は、ある意味で日本では「オリンピック金メダル」や「アカデミー賞監督」などと同様に、一生ポジティブについて回る呼称かもしれない。そんなことを考えたのは、楊逸著『わが敵「習近平」』のオビに「芥川賞作家が覚悟の告発!」と書かれていたから。

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2020年9月14日 (月)

『わが敵「習近平」』に戸惑う

(また手違いで昨日2時間ほど出たが、手直しした)楊逸(ヤン・イー)著『わが敵「習近平」』を読んだ。この中国人作家(今は日本に帰化)は、外国生まれで初めて芥川賞を取ったので有名になった。私は受賞作の『時が滲む朝』を読んで面白かったので、その後数冊読んだ記憶がある。

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2020年9月 8日 (火)

『日本の映画産業を殺すクールジャパンマネー』を読んで

ヒロ・マスダ著の新書『日本の映画産業を殺すクールジャパンマネー』を読んだ。厳密に言うと、「読んだ」というより「流し読み」した。本来ならば私に関心があるテーマだが、とにかく話が細かすぎて読みづらい。そのうえ新書なのに400ページを超す(同じ頃に出た私の『美術展の不都合な真実』のほぼ2倍!)。

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2020年8月31日 (月)

町山智浩氏が人気のワケ

(これも昨日出てしまったが、まだ未定稿だったので、書き直して本日再アップ)町山智浩著の新書『映画には「動機」(ルビで「ワケ」)がある』を読んだ。たまたま書店で見かけたが、「「最前線の映画」を読むVo.2」とのことで、『シェイプ・オブ・ウォーター』『パターソン』など取り上げられている12本のうち10本を見ていたので、読んでみようと思った。

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2020年8月23日 (日)

人間ドック待ち時間の『一人称単数』

先日、年に1度の人間ドックを受けた。毎年、午前9時から3時間近くかかるので、本を持ってゆく。小さなエコバッグに入れて肩にかけ、それぞれの検査室に持ちこむ。今年は村上春樹の新作短編集『一人称単数』を持って行った。

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2020年8月21日 (金)

吉田喜重著『贖罪』を読む

買ってあった吉田喜重著『贖罪 ナチス副総統ルドルフ・ヘスの戦争』をようやく読んだ。吉田監督は1995年の映画百年の時にお世話になったこともあり、彼の少年時代も描いているというので興味があった。

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