書籍・雑誌

2018年1月 3日 (水)

『ロシア革命100年の謎』の謎

亀山郁夫と沼野充義の両氏による対談を新書にした『ロシア革命100年の謎』を読んだ。知り合いがフェイスブックで紹介していたからだが、久しぶりに完全に理解を超えた謎の本を読んだ気がした。

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2017年12月22日 (金)

『あのころ、早稲田で』を読みながら

中野翠さんの新作エッセー『あのころ、早稲田で』を読んだ。どこかの書評で紹介されていたからだが、本屋で手に取っていい感じの表紙だった。この著者の映画評論はいつも気にしている。アカデミックではなく、感覚的に鋭いから。

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2017年12月12日 (火)

『恥辱』に身につまされる

年を取ると映画でも小説でも身につまされることが多いが、J・M・クッツェーの『恥辱』を読んで自分の近未来かと思った。クッツェーと言えばノーベル賞作家でその前にはブッカー賞も取っているが、まだ読んだことはなかった。

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2017年12月 4日 (月)

『映画の胎動』を読む

最近ここによく書くように若手の映画研究者の博士論文をもとにした分厚い本が続々と出ているが、1985年生まれの小川佐和子氏の『映画の胎動 1910年代の比較映画史』もその1つ。実は昨年春に出た時に買っていたが、いつの間にかどこかにまぎれて読んでいなかった。

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2017年12月 2日 (土)

平野啓一郎『マチネの終わりに』に唖然

30代までは、自分より若い作家が芥川賞をもらうと、気になって読んでいた。だから私より10以上若い平野啓一郎が、京大生時代の1999年に『日蝕』で芥川賞を取った時にはすぐに読んだ。その時は、「純文学」は大変だなあと思った記憶がある。

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2017年11月30日 (木)

『春に散る』を単行本で読む:続き

ちょっと恥ずかしいが、『春に散る』のどこに泣いたかを書き留めておきたい。まず一番は、40年ぶりに4人の元ボクサーが一つの家に集まるシーン。主人公の広岡は住んでいたアパートで刑務所から出所した藤原を待ち受けて、そこから多摩川沿いの一軒家へ向かう。

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2017年11月28日 (火)

『春に散る』を単行本で読む

沢木耕太郎の『春に散る』上・下を単行本で読んだ。「朝日」の朝刊に2015年4月1日から16年8月31日まで連載されていたもので、当時から楽しみに読んでいた。9割は新聞で読んだ気がする。

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2017年11月 6日 (月)

『〈女帝〉の日本史』に考える

原武史氏の新刊『〈女帝〉の日本史』を読んだ。実は彼の『皇后考』を読もうとだいぶ前に買っているが、あまりに分厚くて読む勇気がない。そこで同じような内容に見える新書を先に読んだ。

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2017年11月 1日 (水)

『スター女優の文化社会学』を読む

北村匡平という私よりも2回り若い著者の『スター女優の文化社会学 戦後日本が欲望した聖女と魔女』を読んだ。400ページを超す大著だが、東京国際映画祭に期間中に持ち歩いて余った時間にあちこちで読んでいた。

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2017年10月18日 (水)

なぜか『情事の終わり』を読む

自宅の近所にできた「かもめブックス」という書店は、小さいのに品揃えが抜群だ。まるでセレクトショップのように、「いい感じ」の本が並んでいる。そこで何気なく買ったのが、グレアム・グリーンの『情事の終わり』。

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