映画

2019年4月24日 (水)

『麻雀放浪記2020』の希薄さを楽しむ

白石和彌監督の『麻雀放浪記2020』を劇場で見た。ピエール瀧出演のために公開が危ぶまれたが、予定通り公開したことが話題になっていた。この公開を応援したいと思って見に行ったが、週末にもかかわらず客の入りはかなり少なかった。

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2019年4月22日 (月)

クリス・マルケルの『不思議なクミコ』をめぐって:その(2)

私のトークは『A.K.』と『不思議なクミコ』の上映後だったので、『A.K.』の日本語版ナレーションを担当した蓮實重彦氏に、どんなきっかけでやることになったのかを事前にメールで聞いた。その返事は「野上照代さんに頼まれたから」というものだったが、その時に「クミコ」さんが昨年亡くなったことが書かれていた。

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2019年4月20日 (土)

『僕たちは希望という名の列車に乗った』の迫真性

5月17日公開のドイツ映画『僕たちは希望という名の列車に乗った』が、かなりおもしろかった。旧東ドイツ時代の高校生たちの話と聞いて暗いものを想像していたが、見ているうちに完全に乗せられて111分があっという間に過ぎた。

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2019年4月18日 (木)

『荒野にて』の爽快な孤独

アンドリュー・ヘイ監督の『荒野にて』を劇場で見た。2017年のベネチアのコンペで見ており、かなり良かった記憶があるが、予告編を見てあまり覚えていなかったので見ることにした。

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2019年4月16日 (火)

『ドント・ウォーリー』の快さ

5月3日公開のガス・ヴァン・サント監督『ドント・ウォーリー』を見た。これが、最初は暗いしわかりにくいのに、見ているうちにどんどん快くなるという不思議な映画だった。さすが、GVS(ガス・ヴァン・サント)である。

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2019年4月14日 (日)

クリス・マルケルの『不思議なクミコ』をめぐって:その(1)

クリス・マルケルの『不思議なクミコ』(1965)について、昨日映画館のトークで話したこと、時間の関係で話しそこねたことを忘れないうちにまとめておきたい。この作品は『A.K.』(1985)と共に、マルケルが日本で撮った映画としては『サン・ソレイユ』(82)や『レベル5』(1996)に比べると、ずいぶんわかりやすいように見える。

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2019年4月12日 (金)

『ダンボ』を見る

とにかくティム・バートンの映画は好きなので、彼が監督した『ダンボ』を劇場に見に行った。私は実はその1941年のアニメを見ていないが、耳の大きな象のイメージは知っていた。もちろん「耳をダンボにする」という表現もわかる。最近はあまり使わないが。

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2019年4月10日 (水)

クリス・マルケルを見て

正直なところ、クリス・マルケルはよくわからない。昔、日本を扱った『サン・ソレイユ』(1982)を見て、途中で意識が飛んでしまった記憶がある。同じ頃のヴィム・ヴェンダースの『東京画』(85)と比べると、その差は歴然だ。日本をおもしろがってはいるが、普通の「愛」は感じない。

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2019年4月 8日 (月)

『バイス』の描く悪人たち

アダム・マッケイ監督の『バイス』を劇場で見た。先日見た『記者たち』は、ブッシュ政権のイラク攻撃に対して戦う記者たちを「真面目に」描いた映画だったが、こちらはその政権内部の悪人たちを茶化しながら見せる。中心となるのは、クリスチャン・ベール演じるディック・チェイニー副大統領。

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2019年4月 6日 (土)

ゴダールの『イメージの本』に震える

ひょっとすると身についた習性なのかもしれないが、ジャン=リュック・ゴダール監督の新作を見るたびに、ほかの映画では味わえない震えを感じる。4月20日に公開の『イメージの本』は、新たに撮影したシーンは(たぶん)ない。

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