映画

2020年10月22日 (木)

『82年生まれ、キム・ジヨン』映画版に泣く

韓国のチェ・ナムジュの小説『82年生まれ、キム・ジヨン』はここに書いたようにかなりおもしろかった。さて映画版はどうしようかと思っていたが、アジア映画通の友人、石坂健治さんとのメールのやり取りの中で評価していたので、見ることにした。女性監督の初長編というのも気になった。

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2020年10月21日 (水)

中国人留学生が増えた

私の大学では5、6年前から中国人留学生が増えた。学部は倍率がある程度高いので、中国人は留学生枠しか狙わないが、大学院となると倍率も高くないので普通にどんどん受けてくる。

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2020年10月19日 (月)

『スパイの妻』をもう一度見る

ベネチア国際映画祭で銀獅子(監督)賞に輝いた黒沢清監督の『スパイの妻』は既に試写で見ていたが、蓮實重彦さんが「朝日」で「傑作である」などと書くと、また見たくなった。それに気になる点があった。

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2020年10月17日 (土)

『れいわ一揆』についてもう一度

まだドキュメンタリー映画『れいわ一揆』のことが頭に残っているので、少し書き足したい。原一男監督はいつもとんでもない人物を取り上げる。『ゆきゆきて、神軍』(87)の奥崎謙三がそうだし、『全身小説家』(94)の井上光晴は小説家が知られざる面を見せた。

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2020年10月15日 (木)

『れいわ一揆』を見た

4時間8分の原一男監督『れいわ一揆』を劇場で見た。実は私はこれは山本太郎のPR映画のようなものだと思っていた。この監督のドキュメンタリーは、『ゆきゆきて、神軍』(1987)に衝撃を受けて以来映画館にかかれば見に行き、いつもおもしろかった。

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2020年10月13日 (火)

『生きちゃった』に息を呑む

石井裕也監督の『生きちゃった』を劇場で見た。この監督は『舟を編む』のような普通の人々の話でも、『夜空はいつでも最高密度の青色だ』のような底辺を生きる若者の話でも、繊細な感情を伝えるドラマに仕上げる力があった。ところが今回はある意味で「殴り書き」に近いと思った。

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2020年10月11日 (日)

『フェアウェル』のウェルメイドに考える

中国系アメリカ人のルル・ワン監督『フェアウェル』を劇場で見た。「朝日」の映画評でアン・リー監督『ウェディング・バンケット』に比べながら絶賛していたから。「読売」や「日経」でも大きな扱いでほめていた。実際に見たら、それはいくら何でもあのアン・リーに悪いだろう、というレベル。

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2020年10月 9日 (金)

『河内山宗俊』の4K復元版に震える

山中貞雄の傑作『河内山宗俊』の4Kデジタル復元版を試写で見た。月末の東京国際映画祭で上映後、劇場公開される予定だ。これまでのDVDは状態があまりよくなく、特に音が悪い箇所があって台詞が聞き取れないことがあった。

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2020年10月 7日 (水)

ユーチューブで見る『兄とその妹』

秋学期になっても、半分以上はオンラインでの授業を続けている。映画を専攻する学生はアマゾン・プライムの会員になり、こちらはその中から映画を指定しておき、見たことを前提に授業をする。戦前の映画だとユーチューブで実に多くの作品を見ることができる。

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2020年10月 5日 (月)

『ミッドナインティーズ』の少年たち

俳優、ジョナ・ヒルの初監督作『mid 90s ミッドナインティーズ』を劇場で見た。俳優が監督に乗り出す作品は面白いし場合が多いし、90年代の少年時代を描くという設定に興味を持った。

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